はじめに
前回初心者がマイニング用自作PCを組み立ててみたでマイニング用PCを作成しました。
今回は実際にマイニングを始めてみたのでそれをまとめていこうと思います。
マイニングプール
マイニングする際には本来は計算をできた人が総取りするシステムになっています。個人で戦おうと思うと到底勝てないので、一般的に用いられるのがマイニングプールに登録をしてみんなで計算リソースを出し合って報酬もリソースに対して分ける様になっています。今回はこのマイニングプールに登録をしました。
NiceHash
今回使用したのはNiceHashというソフトです。
ここからインストールすることができます。
GPUがNVIDIA製かAMD製かで分かれていてダウンロードするバージョンが異なってくるので注意です。これを間違えるとだいぶ効率が変わってきます。
マイニングプールはいろいろな種類があるのですが、今回NiceHashを選んだ理由は、
- 設定が簡単
- その環境で一番効率の良いやり方を自動で選んでくれる
です。手数料が若干取られるデメリットがありますが、効率の良いやり方を自動で選んでくれるのでその分のメリットのほうが大きいと思いNiceHashを選びました。
実際に掘ってみた
どれだけ掘れているかどうかはNiceHashの画面で確認することができます。
このように確認することができます。
NiceHashではそのときに最適なコインのマイニングをしてくれて報酬はBitCoinでもらうようになっています。
1日あたり平均0.00021BTCぐらいでした。
現在1BTC83万円(11月6日)なので174円程になります。
電気代
1日あたり174円掘れたわけですが電気代がこれを下回らなければ赤字です。
今回こちらの電力チェッカーを購入し、電気代を計算してみました。
この電力チェッカーでは計測時間、現在の消費電力、かかった電気代、CO2排出量など切り替えてみることができるすぐれものです。
120時間計測してみたところ
374.22円でした。(1kWhあたり23円で計算しています。)
ということなので
374.22円 / 120h × 24h/日 = 74.844円/日
でした。
なので、174 – 74 = 100円
が利益ということになりました!
ウォレットの登録
NiceHashで報酬としてもらえたBTCを扱えるようにウォレットを登録します。
・BitFlyer
僕はここで管理するようにしています。日本で最大の取引所なので安心です。
今後
今回はGPU1つでの結果でしたが、GPUをさらに増やした場合にさらに効率が良くなるかと思うので増やして次回まとめようと思います。
2017年12月12日追記
今回の記事で紹介したNiceHashがハッキングの被害にあったみたいで現在使えない状況です。
詳しくは【悲報】NiceHashがハッキングの被害に合うに書きました。
2017年12月25日追記
ハッキングされてしばらく使えなくなっていたNiceHashがついに復活しました。
詳しくはNiceHashがついに復活したので再設定しましたに書きました。